心と体はつながっている
吉本ばななさんの短編集「体は全部知っている」を読むと、心と体のつながりについて考えさせられます。
現代人は昔に比べて自然とふれあう機会が減りました。
人工的なものに囲まれ、土や森や海が放つエネルギーを前ほど感じられなくなってしまっているのです。
しかし、体は色々なことを感じ取っていて、小さなサインを私たちに送ってくれます。
あまりにもストレスの多い毎日を送っていると、「ちょっと自然にふれて、一休みしてみたら」とささやきかけてくれるのです。
ダイビングの体験は、こわばった体をのびやかにしてくれます。
海の水は、がちがちになっていた心までリラックスさせることができるのです。
ダイビングのパンフレットに心を動かされたとしたら、「海にもぐってみようよ」と体が語りかけてくれているのかもしれません。